HPVワクチンの定期接種、キャッチアップ接種の接種間隔短縮を検討する場合の注意事項

会員の皆様へ

HPVワクチンは、2022年4月から、定期接種の積極的勧奨が再開されました。また定期接種の機会を逃した女性に対するキャッチアップ接種も3年間の時限措置として開始されました。接種を希望される女性の中には、接種間隔を短縮することを希望される場合があります。
接種した医療機関が自治体に接種費用を請求する場合には、予防接種法に基づいた「予防接種実施規則」、「定期接種実施要領」で規定される接種間隔を遵守することが求められます。規定よりも短い間隔で接種したために、法定外として取り扱われ(任意接種(自費)と判断される)、接種費用が戻らなかった例があります。接種間隔について、以下に示す定期接種実施要領を遵守していただきますようご周知をお願い申し上げます。

 

2価HPVワクチン(サーバリックス🄬)の場合

 

4価HPVワクチン(ガーダシル🄬)の場合

(厚労省HPより、https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/teiki-yobou/10.html

 

<参考>

日本婦人科腫瘍学会
理事長 片渕秀隆
広報委員長 川名 敬

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