市民の皆さまへ

その他の婦人科がん検診について

検診の有効性

子宮体がんは、検診対象疾患として有効性が証明されていません。そこで、子宮体がんは、子宮頸がん検診の際に不正出血などの症状がある方に精密検査を受けてもらい、早期発見に努めています。卵巣がんも、検診としては確立されていませんが、大きい腫瘍であれば子宮頸がん検診の際の内診で発見されることもあります。

子宮体がんに対する検査

子宮体がん検診は、1988年に老人保健法に取り入れて以来、内膜細胞診を用いて行われてきましたが、有効性に関しては証明されていません。現在では、子宮体がん検診は、子宮体がんの高危険群(最近6か月以内に不正性器出血、月経異常および褐色帯下のいずれかの症状を有していたことが判明した女性)の方に、医療機関への受診を勧め、医療機関で早期診断のための内診・超音波画像検査・子宮内膜細胞診・子宮内膜組織診などを受けていただくことを推奨しています。(一部の地域では、子宮頸がん検診の際に、高危険群の中で希望者する方のみに、子宮内膜細胞診を施行している場合もあります。)

卵巣がんに対する検査

卵巣がん検診は、超音波画像診断や腫瘍マーカー(血液検査)による方法では有効性が証明されていません。しかし、遺伝性乳癌卵巣癌(遺伝的な要因で乳がんや卵巣がんを高いリスクで発症する遺伝性腫瘍)と診断された方には、30~35歳から、または家族で最初に卵巣がんと診断された人の発症年齢の5~10歳早くから、婦人科の医師に相談し、半年に1回の頻度で経腟超音波画像検査と腫瘍マーカー検査を受けることが提示されていますが、明らかな有効性は示されていません。

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